サイト移転時の手土産(?)的に軽く書き始めたルージュの一人称のお話です。
私にしてはかなりBLに寄せてみたつもりなのですけれど、まだまだ温い、ホットミルクのようなぬるさのBLです。
だけどBLと言い張らせてもらおう。実際、今現在サイトに置いている話の中では一番BLっぽい話だと思います。
今回の話を書くにあたり、かなり久々に一人称を使ったのですが、
一人称の書き方をすっかり忘れていて最初の方は訳分かんなくなってました。
昔はむしろ一人称の方が得意だったはずなのに……。
そろそろ中身についてのあとがきもいたしましょう。
舞台背景としては、「マジックキングダム復興に向けてトリニティと補助金の交渉に来たブルーとそれについてきたルージュ」です。
そこんとこもはっきり書くべきかと思いましたが、
客室で長いこと待たされたのでブルーのことしか見えなくなってるルージュの一人称なので、作中では説明を省きました。
以前書いた『飛花落葉の理想郷』を焼き直し、かつブルーとルージュの関係性は一歩進めている話です。
『飛花落葉〜』はブロマンスを少し意識して書いてました。
こっちはBLはBLだけど、分離したあとも互いの境界線が多少分からなくなっていて、
それが兄弟愛なのか恋愛感情なのか分からない、というイメージで書いています。
私が今後、ブルーとルージュのBLを書いていくならば、そういうイメージで書いていくことになると思います。
付け足すことがあるかもしれませんが、今回はここまで。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
2021.6.6