#読書記録ということで。最近私にしてはまあまあそれなりに本を読んでいる。
いつだって漫画はそれなりに読んでますが、活字は読みたい!って思った本を大概は積むことになる、そんななんちゃって本好きです。
youtubeからは距離を置いたが、ニコニコ動画がダウンしている今、近年にないくらい読書が捗っています。
ニコニコ動画の復活を強く望むのはもちろんですが、その前に読書の習慣を自分に取り込めればいいなと思っています。
読書記録のフォーマットをどのようにするか決めかねている……というよりは、考えてなかったのですが、
数重ねていればそれなりに形になっていくので、最初のうちは適当にやっていきます。
●「ガダラの豚」中島らも:2024.6.15開始ー2024.6.22読了
とある漫画作品の紹介記事を書くために読み始め。
全3巻構成ですよ、この3巻のなかで話のつながりはもちろんちゃんとあるが、1冊1冊の性格が結構異なっています。
その漫画のなかでは「とにかく面白い」「超濃厚で骨太のエンタメ小説」と評されていたが、まさしくその通り。
私がコピィをつけるなら「痛快呪術エログロナンセンススプラッタに家族愛小説」ってところだろうか、センスねえな、でもどこかに「痛快」って付けたい。
この小説が発行されたのは1993年でして、もう30年前ですか、90年代の頃の空気を知っていなきゃ通じない部分もありますが、
話そのものの面白さにぐいぐい引っ張っていかれます。徹夜小説とも評され、何人もが繰る手が止まらないと言ったのも納得。
93年当時はたとえばスレイヤーズであるとかオーフェンなどの富士見ファンタジア文庫の小説が台頭してきた頃であり、
ライトノベルという言葉こそまだなかったものの、そのような小説が徐々に世に出てきた時期であります。
この話に出てくる人物たちは何となくライトノベルの人物くらいにキャラクターが濃く、ほんの僅かしか出番がない者でも印象にとても残る。
しかし、魅力ある人物にも容赦ねえ展開が待ち受けています、愛着が湧く前に読み切ってしまうのがいいし、読者に読み切らせる力を確実に持っている不思議な作品です。
欲を言えばエピローグをもっと長くしてほしかったかな。もう作者の中島らもさんも亡くなってしまっているので、詮無いことですが。